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“超高校級”と呼ばれた19歳が、加入したクラブで一度も公式戦に出場することなく退団する——高岡伶颯選手をめぐる報道の見出しは、なかなかに厳しいものでした。宮崎県三股町の出身で、日章学園高校時代には全国高校サッカー選手権で活躍し、2023年のFIFA U-17ワールドカップではグループリーグ3試合で4得点。FIFA公式サイトが「日本の秘密兵器」と称賛したほどの選手です。

2024年6月にプレミアリーグのサウサンプトン入りが内定し、2025年からフランス3部のヴァランシエンヌへ期限付き移籍。16試合に出場し3得点を挙げましたが、サウサンプトンには戻らないまま退団することになりました。英メディアによれば、クラブが昇格争いを最優先する中で若手育成の優先順位が下がっていたことが背景にあるとされ、「クラブとしては、再び有望株をあまりにも早い段階で手放したことにならないよう願うばかりだ」と評されています。

マースメヘレンで求められる武器

2026年7月30日、ベルギー2部のパトロ・アイスデン・マースメヘレンへの加入が発表されました。「電光石火のスピードを誇る若き日本人FW」という紹介のされ方からも分かる通り、期待されているのはまずそのスピードのようです。同クラブには、V・ファーレン長崎から期限付き移籍中の笠柳翼選手もおり、心強いチームメイトになりそうです。

19歳という年齢を考えれば、ここまでの道のりはかなり慌ただしいものだったのではないかと思います。プレミアリーグの舞台を踏むことなく退団したという事実だけを見れば厳しい船出ですが、U-17時代に見せた得点感覚が、ベルギーの舞台でどう表れてくるのか。まだ何も証明されていない分、これからの伸びしろも大きいのではないかと感じています。

出典:SOCCER DIGEST Web(Yahoo!ニュース配信)、マイナビニュース、Football Tribe Japan、Wikipedia日本語版。2026年9月時点の情報です。