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173cm、66kg。坂本一彩選手の体格は、ストライカーとして特別恵まれているわけではありません。それでも試合を見ていると、なぜかいつもゴール前でフリーになっている場面に出くわします。この「なぜかフリーになっている」動き出しのうまさこそが、坂本選手の一番の武器なのだと思います。

ガンバ大阪ユース時代、高校3年でコーチに就任したのは元日本代表FWの大黒将志さんでした。シュート技術や、ゴール前での動き出し——いわゆる「ゴールの匂い」の嗅ぎ取り方を、そこで学んだといいます。2022年にトップ昇格後、ファジアーノ岡山への期限付き移籍を経て2024年にガンバへ復帰すると、37試合10得点というブレイクシーズンを迎えました。

2025年1月、KVCウェステルローへ期限付き移籍。デビュー2戦目でさっそくゴールを決めると、半年でのべ6得点をマークし、同年6月には完全移籍に切り替わっています。

倍のペースで結果を出す

2026年に入ってからも結果は続いています。2月には終了間際の逆転ゴール、そして迎えた2026-27シーズンも、9月上旬のメヘレン戦で今季初ゴールと、後半のダメ押し弾のアシストを記録しました。ウェステルローの監督は坂本選手について「代表チームが彼の次の目標であるべきだ」「最初の数か月の倍だ」と、成長のペースを評価するコメントを残しています。

大きな体でも、派手なスピードでもなく、ポジショニングとゴールへの嗅覚で結果を出し続ける。日本代表招集の声も聞こえ始めている今、この先どこまで数字を積み上げていくのか、静かに見守っていきたい選手です。

出典:Wikipedia日本語版「坂本一彩」、蹴り道FOOTBALL(kerimichi.com)、サッカーキング、Goal.com、Football Tribe Japan。2026年9月時点の情報です。