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2025-26シーズン開幕から2試合、野澤大志ブランドン選手はベンチ外が続いていました。理由を聞かれたアントワープの監督は、こんな言い方をしたそうです。「彼は日本のブルーゾーン出身です。ブルーゾーンを知っていますか?世界の中でも100歳まで生きる人が多い地域のことです」。出身地の沖縄と、ヨーロッパでの生活とのギャップに、まずは慣れさせようとしていたということのようです。

沖縄県宜野湾市出身、父はアメリカ国籍という家庭に育った野澤選手ですが、環境への適応にはやはり時間が必要だったのだと思います。193cmの体格を武器に、FC東京ではいわてグルージャ盛岡への期限付き移籍などを経て正GKに定着し、2025年6月、アントワープへ4年契約で完全移籍しました。

移籍にあたって本人は「この夏にヨーロッパでチャレンジすることを決断しました。今までのように、これからも自分の人生にどんなことが起きるのか、どんな出会いがあるのかと考えると、とてもワクワクしています」と語っています。

ベンチ外から、守護神へ

その言葉どおり、シーズンが進むにつれて状況は変わっていきました。10月以降はほぼ全試合でスタメンに定着し、2026年2月のアンデルレヒト戦では4失点を喫しながらも11本のセーブを記録。採点サイトSofascoreで10点満点中9.9という、なかなか見ない数字を叩き出しています。

2026年の夏には五大リーグへのステップアップも報じられましたが、結局はアントワープに残留。クラブ側が手放すことを望んでいない、という報道もありました。ベンチを温めていた選手が、いつの間にかクラブに必要とされる守護神になっている——そんな変化を、遠くから見ているだけでも感じます。

出典:Wikipedia日本語版「野澤大志ブランドン」、ゲキサカ、サッカーキング、Football Tribe Japan、蹴り道FOOTBALL(kerimichi.com)。2026年9月時点の情報です。