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群馬県の前橋育英高校への進学が決まり、親元を離れて寮に入ることになったとき。笠柳翼選手がプロを強く意識したのは、その瞬間だったそうです。「僕だけが悲しむのではなくて、お父さん、お母さん含めて悲しいだろうなと思ったときに、プロにならなければならないと強く思った」——家族と離れて暮らす選択をさせてしまうことへの申し訳なさが、逆に覚悟に変わったという話です。中学時代、横浜FCのジュニアユースでトップ選手のプレーを目にしたことも、プロへの意識が芽生えるきっかけになったといいます。

2022年からV・ファーレン長崎でプレーし、J1で15試合、J2で80試合に出場、8得点を記録しました。5年間を過ごした長崎について「大きな財産」と振り返り、サポーターに向けては「喜怒哀楽、沢山の感情や思い出を皆さんと共有し、成長してきた」と、感謝の言葉を残しています。

リンブルフ州で背負う10番

2026年7月、ベルギー2部のパトロ・アイスデン・マースメヘレンへ期限付き移籍。期間は2027年6月までで、背番号は10番を託されています。移籍先はシント=トロイデンやヘンクと同じリンブルフ州に位置するクラブで、これまでにもJリーグ出身選手が在籍した実績があるようです。

移籍発表にあたって、笠柳選手は「夢に向かって頑張ります」と短く決意を語っています。まだベルギーでのプレーぶりを詳しく伝える情報は多くありませんが、寮生活の中で自主練習を積み重ねてきたという原点を思うと、新しい環境でも粘り強く居場所を築いていくのではないかと、勝手ながら期待しています。

出典:フットボールチャンネル、マイナビニュース、Js LINK、V・ファーレン長崎公式サイト。2026年9月時点の情報です。