197cmを超える長身のセンターバック、ハーフナー・ニッキ選手が今シーズンから加わったのは、前季ベルギー1部を2位で終え、UEFAチャンピオンズリーグの予選ラウンドに臨むロイヤル・ユニオン・サンジロワーズです。31歳にして迎えた、キャリアで最も大きな舞台の一つと言えるかもしれません。
1995年2月16日生まれ、愛知県名古屋市の出身です。ハーフナー一家はニッキ選手が生まれる前の1993年にオランダから日本国籍へ帰化しており、父はかつて名古屋グランパスエイトでGKコーチ兼任選手を務めたハーフナー・ディド氏、兄は元日本代表FWのハーフナー・マイク選手です。ニッキ選手自身は名古屋グランパスのアカデミー出身で、2013年にトップチームへ昇格。2016年からはオーストリア3部を皮切りに、スイス、オーストリアと欧州でカテゴリーを一つずつ上げてきました。直近所属していたSVリートでは2023-24シーズンに29試合7得点というキャリアハイの成績を残し、2026年5月、ユニオン・サンジロワーズと2029年までの契約を結んでいます。
「うるさい」と言われるほどのコーチング
プレースタイルは、長身を生かした空中戦の強さと、豪快なインターセプトが持ち味とされています。ただ、それ以上に語られることが多いのが、周囲から「うるさい」と言われるほどだという、ピッチ上でのコーチングと声かけです。かつてのインタビューでは、いつか日の丸を背負いたいという思いも口にしていました。父からは「焦らず、センターバックはキャリアが長い」と助言を受けているそうで、その言葉どおり、20代をヨーロッパの中堅国で着実にキャリアを積み重ねたのち、31歳でベルギーの強豪、そしてチャンピオンズリーグの舞台にたどり着いた選手です。急がず、けれど止まらず歩んできた、その積み重ねの先を見てみたいと思わせる選手ではないかと思います。
出典:ハーフナー・ニッキ Wikipedia日本語版、SAMURAI WATCH選手プロフィール、サッカーキング、ライブドアニュース、ゲキサカ。2026年9月時点の情報です。なお選手名鑑ページ上のポジション表記(FW)と異なり、各情報源ではDF(センターバック)として一貫して報じられているため、本記事ではDFと表記しています。